国連生物多様性の10年市民ネットワーク JCN-UNDB

  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Twitter
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Facebook
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Youtubeチャンネル
  • 入会のご案内
  • お問い合わせ
  • JAPANESE
  • ENGLISH
  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】 クライストチャーチ、震災復興から市街地再開発まで

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】 カイコウラ 港町の震災復興

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!ニュース

    【特派員メモ】 ウェリントンの都市型保護区、Zealandia

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ!】タンチョウへの愛しさと せつなさと 心強さと

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】江戸末期からある芝居小屋をたずねて

    more

  1. Home
  2. スペシャル > 生物多様性・特派員メモ! > 【特派員メモ】 カイコウラ 港町の震災復興

スペシャル

SPECIAL

【特派員メモ】 カイコウラ 港町の震災復興

2018.03.20

特派員 藤田研二郎

 日本と同じく非常に地震が多い国、ニュージーランド。これは、同国が太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界に位置しているためです。最近ではとくに被害が大きかった2011年2月のクライストチャーチ地震のほかにも、2016年11月には同じ南島カンタベリー地方北東部のカイコウラ付近で、マグニチュード7.8の地震が発生しました。

 カイコウラは、北島南端の首都ウェリントンとクライストチャーチのちょうど中間に位置する太平洋沿岸の港町。南北に広がる湾の向こうに南アルプスの巨大な山々がそびえ立つ、とても風光明媚なところです。歴史的には捕鯨の基地として発展し、1964年にニュージーランドで捕鯨が停止されてからは、ホエールウォッチングをはじめエコツアーの中心地、また有名なサーフスポットともなっています。2016年11月14日0時2分、この地域を襲った地震では2人の死者、57人の負傷者が出ました。発生からすでに1年半がたったにもかかわらず、カイコウラにはまだ震災の爪痕が鮮明に残っています。クライストチャーチに引き続き、震災復興過程を研究する先生の調査に同行した中で、見聞きしてきたことをお伝えします。

 まずカイコウラに向かうまでの道のりが、まだ復興半ばです。クライストチャーチからはState Highway 1を通って2.5~3時間ほど。Highwayといってもほぼ片側1車線で、一見したところ日本の国道に近いのですが、主要都市を繋ぐ大動脈としては東名・名神高速道路に相当します。こうした幹線道路でさえカイコウラに近づくにつれて、片側通行のところが続きます。これは震災による土砂崩れの影響で、また2017年2月20日に上陸した台風Gitaによってさらなる土砂崩れが発生、私たちが向かうつい先日までは再度通行止めになっていました。山間部を抜けてカイコウラ目前の海岸部に出ると、道路の脇でまだ再建の途上にある線路、封鎖されたトンネルが姿をみせます。応急措置としてのコンテナは、ここでもみることができました。

 カイコウラの中心部には、カフェや別荘、モーテルなどが立ち並びます。しかしその中には、しばしば空き家になった建物が目につきます。これらは余震によって倒壊の危険があると判断されたため、住民が避難しその結果取り残されたものとのこと。補修・再建されることもなく1年半にもわたって家々が放置されている状況からは、日本より時間がかかるニュージーランドの復興の実状を垣間見ることができました。途中地元の博物館にも立ち寄りました。地域の歴史から震災の展示まであり、日本ではほとんどニュースに取り上げられることのなかった被害の状況、地震発生時1万件近く発生した土砂崩れの写真や、隆起した断層の写真などが目を引きました。

 最後に半島の突端部まで車で乗せていってもらいました。ちょうど引き潮だったこともあって、広大な岩場が沖の方まで広がっていました。この岩場ももともと海中にあったものですが、地震によって大幅に隆起したものということ。岩陰では、かわいいオットセイたちがところどころで日光浴をしています。自然の力の大きさに、ただただ圧倒されるばかりでした。

PICKUP CONTENTS

  1. Home
  2. スペシャル > 生物多様性・特派員メモ! > 【特派員メモ】 カイコウラ 港町の震災復興

国連生物多様性の10年市民ネットワーク

〒450-0001 名古屋市中村区那古野1丁目44-17 嶋田ビル203
国連生物多様性の10年市民ネットワーク事務所
TEL: 090-9895-2055
e-mail: inq@jcnundb.org

  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Twitter
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Facebook
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Youtubeチャンネル
  • 入会のご案内
  • お問い合わせ

このホームページは地球環境基金の助成金により作成されています

© Japan Civil Network for the United Nations Decade on Biodiversity All Rights Reserved.

page top