国連生物多様性の10年市民ネットワーク JCN-UNDB

  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Twitter
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Facebook
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Youtubeチャンネル
  • 入会のご案内
  • お問い合わせ
  • JAPANESE
  • ENGLISH
  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】やんばるの森 アキノ隊員のネイチャーガイドに参加しました

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】 クライストチャーチ、震災復興から市街地再開発まで

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】 カイコウラ 港町の震災復興

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!ニュース

    【特派員メモ】 ウェリントンの都市型保護区、Zealandia

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ!】タンチョウへの愛しさと せつなさと 心強さと

    more

  1. Home
  2. スペシャル > 生物多様性・特派員メモ! > 【特派員メモ】江戸末期からある芝居小屋をたずねて

スペシャル

SPECIAL

【特派員メモ】江戸末期からある芝居小屋をたずねて

2018.01.19

特派員 あきもとまりこ

「こんぴらさん」で親しまれている香川県の琴平町にある金刀比羅宮のふもとにある芝居小屋「旧金比羅大芝居」。通称「金丸座」。 この芝居小屋、1835年(天保6年)に建てられ、現存する中では日本最古である。

1970年(昭和45年)に、国の重要文化材に指定され、その2年後には復元工事が開始され、1976年(昭和51年)に今の場所に移築された。

しかし、金丸座は、長らく芝居小屋としてではなく、重要文化財として公開されていただけであった。それがあるテレビ番組がきっかけで、歌舞伎役者の二代目中村吉右衛門、十八代目中村勘三郎などが熱望し、芝居の上演が決まったのが、1985年(昭和60年)。第一回目の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」である。

毎年4月には、この「こんぴら歌舞伎」が上演される。2017年11月は、「中村勘九郎 中村七之助 全国芝居小屋錦秋特別公演2017」があり、全国の古い芝居小屋を回って上演され、この金丸座でもあったので、ぜひにとたずねてみた。

「こんぴらさん」への階段を少し登り、左へ曲がると金丸座への坂が続く。

  • 急な坂道が続く
  • 坂道の両脇には出演者の幟(のぼり)
  • ここを上がると小屋に着く

石垣の階段を上ると、そこにこじんまりとした、どこか懐かしさを感じる芝居小屋が現れる。

そこの土地に住む人たちの家々に囲まれ、その人たちと共生するかのように、その芝居小屋は建っている。「共生」という言葉を使ったが、この小屋自体、なにか生き物のようなのである。

その生き物の中に入ると、一気に現代から過去へ誘われ、一瞬とまどいさえ感じる。ここはアミューズメントパークではなく、江戸末期からある芝居小屋。その時代の空間を目と肌で感じることができる。

入り口の中には、お茶子さんと呼ばれる席を案内してくれるお姉さん方がずらりと待っている。このお茶子さんは、地元や他から来られたボランティアさんなのだそうだ。

  • 入り口の上に飾られている
  • 2階から
  • 2階の廊下
  • 1階客席

小屋を暗くするには、お茶子さんがこのすべての扉を閉めるのだそう

1階の平場の席へは、両脇にある花道を通っていく。桟敷き席には椅子などもあるが、平場には所狭しと座布団が置いてあるだけ。きっと昔の人は現代の人よりも小柄だったろうから、この幅でもいいのかもしれないが、現代人には少々狭い。その狭さから、昔の人に思いを馳せるのもまた楽しい。

この花道は、座席から30-40cmくらいの高さしかなく、役者さんが通ると、お客さんの中を通っているように見える。実際、平場から見ていると、目線の高さが役者さんの膝あたりなのだ。

メインの舞台も、大人が座った頭の位置より、ほんの少し高い程度。昔の人は、こんな距離でお芝居を観れていたのかと思うと、羨ましくて仕方がないほど、役者さんとの距離が近いのである。役者さんのインタビューを見ても、こういう芝居小屋では、お客さんの反応がダイレクトに伝わってくるのだそうだ。

江戸時代からお芝居や映画など上演され続け、その時からの役者さんやお客さんの様々な想いが、この芝居小屋に命を吹き込む。「生き物だ」と感じたのは、やはり命を吹き込まれ続けているからであろう。今度はぜひ毎年恒例の「こんぴら歌舞伎」を、この「生き物」の中で観てみたい。

PICKUP CONTENTS

  1. Home
  2. スペシャル > 生物多様性・特派員メモ! > 【特派員メモ】江戸末期からある芝居小屋をたずねて

国連生物多様性の10年市民ネットワーク

〒450-0001 名古屋市中村区那古野1丁目44-17 嶋田ビル203
国連生物多様性の10年市民ネットワーク事務所
TEL: 090-9895-2055
e-mail: inq@jcnundb.org

  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Twitter
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Facebook
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Youtubeチャンネル
  • 入会のご案内
  • お問い合わせ

このホームページは地球環境基金の助成金により作成されています

© Japan Civil Network for the United Nations Decade on Biodiversity All Rights Reserved.

page top