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スペシャル

SPECIAL

【特派員メモ】 みんなのこうばる守るため

2016.08.14

特派員 萩岡真美

ダムの建設計画がスタートしてからも50年以上守られ続けている、長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)へ5月の末に遊びに行ってきました。
(こうばる石木川への石木ダム建設計画について詳しくは「石木川まもり隊」をご覧ください。)

お目当ては数千匹の蛍が飛ぶホタル祭りと、棚田が広がる山間(やまあい)の風景。

ホタル祭りには近隣の方はもちろん、祭りに合わせて帰省してきている近隣出身の方、噂をきいて関東から足を運ぶ方などもいるようでした。

日が暮れてしばらくすると、す~っとホタルが輝き始めました。川のふちからその上に広がる森まで、ふわりふわりとホタルの瞬きが飛び交いました。

水がはられた田んぼにもホタルの光りがうつりこみ、上にも下にもホタルの輝き。幻想的な景色がたっぷりと堪能出来ました。

こうばる蛍祭りは、わたしは去年に続き2回目。
去年は石木川沿いの山間に広がる棚田がある里山風景をドライブして楽しんだりもしました。

長い歴史の中で積み上げられてきた石積の棚田は、まるで遺跡のような風景でした。

遺跡のようなファンタジーな風景の中には、確かにそこで生活をする子どもも大人もいて。水がはられた棚田には、蛍祭りの翌日からは田植えをするトラクターがはしっていました。

訪れたこうばる石木川には、冒頭にも書いたように石木ダムの建設計画があります。

風景を愛でるとともに、半世紀に渡る反対運動のお話しもうかがいました。

ダムの建設計画は依然として進められており、土地収用のための住民訴訟も始まってしまいました。
(最新情報はFBページ
や、こうばる通信 などがおすすめです)

工事を進ませないための座り込みでは炎天下の中、誰だかわからないようにほっかむりして、アスファルトの上に居続けたり。工事の人たちがいつやってくるのかを気にし続けるだけでも、大変な労力です。

30年ほど前に機動隊が押し寄せてきた時には、女子どもも容赦なく田んぼに放られたそうです。

風景に似つかわしくない機動隊たちが、自分の幸せな暮らしを続けたいと願うだけの人たちを、田んぼに放る。

ダムへの反対は、単に生き物が住む川を守るとか、山を守ろうとかいうことではないんですよね。生態系サービスはその土地固有のものです。

石木ダムがつくられるということは、こうばるの生態系サービスによって成り立っていた暮らしが失われること。
たとえ似たような小さな川沿いに移り住んだとしても、それはもう別物ですものね。

地元の方にこうばるを案内してもらっているときに、1番印象に残ったのはこの言葉です。

『よく聞かれるんだけどね。ダムには沈まないからね。どこからどうとかいうことは、ぴしゃっと知りたいとも思わないのよ。ここがなくなるわけないでしょう』

「どこからどこまでダムで沈む計画なんですか?」と、わたしが質問したことに対するこたえでした。

生まれ育った場所(神奈川県川崎市川崎区)に故郷の郷愁を感じることがないわたしは、守りたい故郷を持つこうばるの方のことを羨ましく思いました。

来年の蛍祭りがいまから楽しみです。

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