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国際会議の動向

INTERNATIONAL CONFERENCE

生物多様性条約第13回締約国会議(CBD-COP13)  2016年12月10日~16日

2017.01.15

  • デモンストレーション
  • レセプション
  • 展示ブース1チヤーテ
  • 展示ブース2IFDA

UNDB市民ネットワーク 四国地域グループ 谷川徹

目的
・四国地域の持続可能な地域を生物多様性の視点から見た優良事例の紹介を発信。
・国外の事例収集。特に1次産業・地域持続・伝統的な知恵の利活用という視点に絞った。

成果
・9パターンの四国内事例(A5サイズ両面カラー英文)を配布物置き場や、サイドイベント等々で知り合った方々への配布。
・国外事例情報収集としては6つのサイドインベントへの参加と、会場内展示パネルやブース等々を訪問し、新たな知見や情報を得た。

その他
・当会代表の記者会見のサポート。
・国内ではなかなか会えない日本からの参加者との情報交換も行った。
*地方在住者はなかなか都内等へ出る機会がないので、このように関係者が一堂に集う機会は重要である。

今回の参加で得られた新たな視点や情報の概略
・アグロダイバシティAgrobiodiversityという考え方と国外での里山イニシアチブへの再考の必要性。
・化学合成薬剤汚染課題への世界的な取り組み。
・持続可能な地域と地域の伝統的な知恵の強い関連性。およびその伝統的知恵の地域継承アイデア。
・サブナショナル(都道府県)レベルでネットワーク構築について。
・情報の収集と発信へのアイデア。
・これらに関連する個人や団体等々の情報。

今回はこの中でも国内であまり取り上げられていないアグロダイバシティAgrobiodiversityという考え方(農業生物多様性とでもいうべきか)について触れてみる。
*意訳するなら「1次産業における生物多様性の考え方」とした方がよいかと思う。
農業が人類にとって最も重要な位置にあることは間違いない。食料はもちろん産業としてもまた健康の維持や子孫を残すことにとっても欠かすことができない。
農業生物多様性には、営農システム、耕地と周辺地域、遺伝子、種、生態系レベルでの動物、植物、微生物の多様性が含まれ、同時に作物の品種はもちろん、飼料と樹木、野草、飼育動物の品種、関連する水生生物と海洋種、土壌生物、花粉媒介者や多くの小動物、および非家畜種、狩猟対象野生動物などを含み、里地およびその周辺すべての生物の多様性を含んで考えられる。
つまり農家全般はもちろん、林家、山間部等の複合経営者、漁業者にとってこの基盤と呼べる生物の多様性は彼らがそこで生きてゆくために不可欠であるという考え方であると考えられる。
もちろん広い意味で生物多様性の考え方に含まれるので、特に目新しい視点ではないが、軸を第1次産業に置いた点はユニークであると思う。もちろん現実問題としては経済優先か保全優先かで意見の食い違うことも多いので、これからもっと各方面で深い議論がなされると思われるが、現時点では国内の団体においてはあまりなじみがない言葉のようである。
さて、この話題を複数の海外の団体の方々と話したところ、基本的な考え方は「里山イニシアチブ」と似通っているとの指摘を受けた。

 環境省自然環境局による里地里山の保全活用には以下のように説明されている。
わが国の里地里山のように農林水産業などの人間の営みにより長い年月にわたって維持されてきた二次的自然地域は世界中に見られますが、現在はその多くの地域で持続可能な利用形態が失われ、地域の生物多様性に悪影響が生じています。世界で急速に進む生物多様性の損失を止めるためには、保護地域などによって原生的な自然を保護するだけでなく、このような世界各地の二次的自然地域において、自然資源の持続可能な利用を実現することが必要です。

 わが国で確立した手法に加えて、世界各地に存在する持続可能な自然資源の利用形態や社会システムを収集・分析し、地域の環境が持つポテンシャルに応じた自然資源の持続可能な管理・利用のための共通理念を構築し、世界各地の自然共生社会の実現に活かしていく取組を「SATOYAMAイニシアティブ」として、さまざまな国際的な場において推進していきます。
 国際機関や各国とも連携しながら、COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)を契機として「SATOYAMAイニシアティブ」を効果的に推進するための国際的な枠組みを設立し、その枠組みへの参加を広く呼びかけていきます。

http://www.env.go.jp/nature/satoyama/initiative.html
*リンク先には利活用例や考え方のフロー図も記載されている。

またSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)もある。ケーススタディやイベント等々を見る限りではあまり活動的とは思えない。がhp等によると、コンサベーション・インターナショナル・ジャパン(CIジャパン)が、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、地球環境戦略研究機関(IGES)と共同で準備してきたGEF-SATOYAMAプロジェクトが、7月末に地球環境ファシリティ(GEF)により正式に承認された。このプロジェクトの実施チームが、9月1日に国連大学(東京都渋谷区)にて発足し、4年間のプロジェクトが本格始動しました。との記事もあるので、注目してゆきたい。
http://satoyama-initiative.org/ja/about-2/

双方とも同じ生態系(日本語で言うなら里地里山)についての議論であると考えられるが、どうも向かう方向というか視点が違う気がする。ただし、里山イニシアチブはそこに伝統的な知恵や経済活動の側面を強く意識しているところは評価できると考えられる。

収集した資料を読み込んでいる段階ではあるので何とも言い難いが、地域に住む農家が生物多様性について考え、学び、その大切さを理解する為のよい視点であると思われる。継続し理解を深めてゆきたいと思う。

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e-mail: inq@jcnundb.org

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