INTERNATIONAL CONFERENCE
2015.06.21
岩藤杏奈(京都府)
私はNGOいきものカフェメンバーとして初めて国際会議に参加しました。NGOの発言権は他のセクターと比べれば弱いですが、私は市民でも十分、影響力のある流れをつくることができると強く感じました。
現地では菅直人元首相のサイドイベントをはじめ、日韓NGO主催イベントのスタッフをしていました。一市民であっても、CBD COP12で開催されるサイドイベントへの参加で情報を収集、仲間へ拡散することができますし、ビラ配りや記者会見の手配等、マンパワーが多いほど有力者に影響を与えられる機会を増やすことができます。 今回は韓国のNGOと交流する機会が多くありましたが、面白いと感じたのは、国際会議は互いの課題を解決するための先行事例や工夫を伝えられる場であることです。原発やオリンピック誘致による環境破壊問題に取り組む外国の方々から、日本へアイデアを求められたこともありました。 また、国境を越えて「日本の方の気持ちに共感します。」「応援します!」という声をもらえたことは強い励みになりました。
生物多様性条約は実質的な内容と実行力に欠けると残念に感じることもありましたが、国境を越えた協力体制が解決に結びつくと思います。新しいアイデアが生まれますし、解決策を国内で訴えても効果が低いならば、外国へ発信して外から中へ注意してもらうといった手もあるからです。今後は、国際的な連帯の構築を意識して、海外の事例からも学ぶことを始めたいと思います。
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