国連生物多様性の10年市民ネットワーク JCN-UNDB

  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Twitter
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Facebook
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Youtubeチャンネル
  • 入会のご案内
  • お問い合わせ
  • JAPANESE
  • ENGLISH
  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】 魚のゆりかご水田2017と鮒ずしの仕込み

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】 『グリーンタイガーが目覚める!』上映会(虔十の会)

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ!】夷隅川(いすみがわ)によってつながる、里山と里海をめぐる現地見学と公開セッション(2)

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    【特派員メモ】「夷隅川(いすみがわ)によってつながる、里山と里海をめぐる現地見学と公開セッション」(1)

    more

  • 生物多様性・特派員メモ!

    沖縄県東村高江〜やんばるの森とヘリパッド建設〜 

    more

  1. Home
  2. 国際会議の動向 > COP12 > 【CBD COP12特集】国際的な連携強化・政策統合の流れの中で草案がより実効性の高いものに

国際会議の動向

INTERNATIONAL CONFERENCE

【CBD COP12特集】国際的な連携強化・政策統合の流れの中で草案がより実効性の高いものに

2015.06.21

認定NPO法人 野生生物保全論研究会(JWCS) 鈴木希理恵

当会はワシントン条約(CITES)に関する調査提言及び普及活動を行っており、2012年度からはそれに加え愛知ターゲット3奨励措置改革について研究を行っている。そこでこれまでの活動に関連する、「議題14 資源動員」と「議題27 野生動物の肉と野生動物の持続可能な管理」について提言をした。提言書に採用していただいたUNDB市民ネットにお礼を申し上げたい。

奨励措置改革
奨励措置改革は資源動員の議題に含まれている。GBO4では生物多様性に悪い奨励措置の廃止は進んでいないが、良い奨励措置の導入は多少進んでいるとの評価だった。

悪い奨励措置の例として挙げられるのが、過剰漁業者促進する補助金である。WTOドーハラウンドでは、漁業補助金について「水産資源の枯渇に配慮しない国が、配慮する国より貿易で有利にならないようにすべき」という点で補助金が議論されていた。悪い奨励措置の廃止には、生物多様性に配慮しでも自国だけが損をしない、また国際社会と協調しなければならないという状況を作り出すことが重要である。そして貿易のルールが生物多様性保全を目的に変われば、多くの固で補助金改革が実現しやすくなると考えられる。

資源動員の草案 (議題14 段落17) に、WTOなど貿易関係を含む国際機関との関係強化や能力開発・技術での協力に留意するという文言があったため、表現としては弱いが採択を支持する提言をした。この文言はそのまま採択された(決議/XII/3段落8)。
さらに最高検査機関国際組識(INTOSAI)の環境監査ワーキンググループ(※1)は生物多様性に関する監査に取り組んでおり、愛知ターゲット3の達成の手段となるようINTOSAIとの関係強化を提言したが、採択されなかった。

野生動物の肉(ブッシュミー卜)
野生動物の肉については、草案では2014年2月に開催された「野生生物の違法取引に関するロンドン会議」の引用はあったが、決議の実行について具体性に欠けていた。そのためCITESの実効性を高めるため結成された、CITES、インターポール、国連薬物犯罪事務所、世界銀行、世界税関機構によって構成された組織「野生生物犯罪と闘う国際コンソーシアム(ICCWC)」との連携を提言した。
会議ではカナダがこの段落にClTESについての記載を入れるよう発言し、決議文にはCITESおよびICCWCとの連携、「CITES COP16の決議事項」についての記載が加わった。「ClTES COP16の決議事項」とは、CBD、FAO(国連食糧農業機関)、CMS(ボン条約)、ITTO (国際熱帯木材機関)との協議、とくにCBDとの連携とCITES COP 17 (2016年)で結果報告と勧告が行われることを指している(14.29(Rev.COP16))。
このほかに野生動物の肉については、自給のための狩猟と密輸や伝統的ではない違法な狩猟を区別すること、野生生物の持続可能な管理に関する先住民・地域社会の能力強化、政府による持続不可能なブッシュミートの消費を促しているものの改革、「持続可能な利用」が野生生物ヘ与える影響の分析などの記述が決議文に加わった。

このようにCBD COP12の特徴と思われる条約間・国際機関との連携強化や他の政策との統合を踏まえた文言の追加により、草案よりも実効性の高い決議になった。

PICKUP CONTENTS

  1. Home
  2. 国際会議の動向 > COP12 > 【CBD COP12特集】国際的な連携強化・政策統合の流れの中で草案がより実効性の高いものに

国連生物多様性の10年市民ネットワーク

〒450-0001 名古屋市中村区那古野1丁目44-17 嶋田ビル203
国連生物多様性の10年市民ネットワーク事務所
TEL: 090-9895-2055
e-mail: inq@jcnundb.org

  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Twitter
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Facebook
  • 国連生物多様性の10年市民ネットワーク 公式Youtubeチャンネル
  • 入会のご案内
  • お問い合わせ

このホームページは地球環境基金の助成金により作成されています

© Japan Civil Network for the United Nations Decade on Biodiversity All Rights Reserved.

page top