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イベント・フォーラム

EVENT FORUM

【開催レポート】 1/31 ひとと自然のつながる社会へ –三浦半島・鎌倉・湘南編-

2016.01.17

SDGsグループ・今井麻希子

会場の様子

 昨年9月に国連で採択された、2030年までの持続開発目標、SDGs(持続可能な開発目標)。正式名称の「私たちの世界を変革する –transforming our world」という強い言葉に表現されるように、今まさに、私たちの世界は変革を迫られています。

 国連目標というと、国際的な目標が頭に浮かぶものの、問題の原因となるものは、私たちの暮らす社会、あるいは暮らしそのものの中に散りばめられています。だからこそ、地域を見つめ直すこと、暮らしを見つめ直すこと、地域を見つめ直すことが、世界の未来を変える、確かな一歩へと、きっとつながっているはず。

 そんな思いから、地域に暮らす人たちが集い、未来の社会について語り合う場をつくりたいと、ヨコスカテラス(横須賀市)にて、SDGsをテーマにしたワークショップを開催しました。

 集まったのは、三浦半島、鎌倉、湘南地域の人たちを中心とした25人。そこでまず、このエリアの人口や土地利用などについて、データで概要をつかみました。エリア内の特徴も様々です。自然と共生する社会をつくりたい。一方で、開発や手入れ不足などによって失われた自然も多くあり、統計予測を見ると、少子高齢化も、他人事ではない大きな問題であると気づきます。

  • 人口推移
  • 転出入
  • 産業別
  • 世代別

統計データで地域をレビュー

地域をどう変えて行くか。横須賀、三浦、葉山、鎌倉、平塚で活動する参加者から、ミニプレゼンテーションでは、それぞれの人たちが、どのような想いで地域に向き合っているか、その活動内容についての共有がありました。

会場であるヨコスカテラスを運営するNPO法人横須賀創造空間理事の江口さんから、ヨコスカテラスについて紹介。人が集い、つながり、仕事をする、コワーキングスペースとして、多くの市民活動が誕生しているこのスペース。横須賀のアイデンティティを感じるものをと地元の高校生がデザインした「ヨコスカネイビーパーカー」は地域の人に好評で、メディアにも取り上げられるほど注目を集めました。

三浦市で種屋を営む宮坂さん。2000種類を超える生き物の貴重な生息地としても知られる「小網代の森」も素晴らしいですが、なんと、三浦半島に適した大根だけで50種類もあるという話には、驚きの声が上がりました。固有種か、F1か。種に関心の高い参加者も多く、そんな議論も盛り上がります。

葉山で活躍する、中山さんからは、葉山の地で、開発から自然を守ったり、豊かな生物多様性を守るための活動、動きについて共有がありました。

鎌倉市で古民家カフェを営む瀬能さん。生物多様性の地域戦略のことを学んでいる「湘南鎌倉いきものカフェ」、お金ではない形でものの交換を行う「無銭旅行」、多種多様な人たちが、自然の営みを感じる「地球歴」を中心におき、緩やかにつながり活動するという話も。

鎌倉の台峯緑地で活動する植木さんからは、緑地を歩くことで、自然やその変化を知るという、誰もが簡単に体験できる活動についての共有がありました。

平塚市、里地里山の会の代表、原さんからは、自然保全をどのように経済活動に結びつけるのか、そのさまざまなプログラム展開の知恵についての共有が。

そして、UNDB市民ネットからは、森と海に囲まれたこの地域に近い属性を持つ、糸島(福岡)で起こっている、自然をともにある暮らしとまちづくりについて紹介。ハコモノを何一つ作らず、訪れる人たちがぐっと増えたことで注目されるこのまち。自然の恵が、地域にさまざまな豊かさをもたらす事例か多くのヒントを得ました。
同じく市民ネットのメンバー、谷川さんからは、生物多様性を軸とした四国での取り組みが紹介。地域でどう、生業を成り立たせていくか。オーガニックマーケットの開催による挑戦や、内子町(愛媛)の取り組みについてなど共有がありました。「地域の情報格差に働きかける必要がある」。だからこそ、情報とつながるための接点をつくることが必要という話が印象的でした。

後半は、ワークショップ。関心が近い人たち数名でテーブルにつき

  1. 人と自然がつながる未来をつくるために、地域でどんなことをつくっていきたいですか?
  2. 地域にはどんな課題がありますか、それを解決するためにどんなアイデアがありますか?
  3. これまで話してきたことを実現するために、どんな人たちとつながっていきたいですか?もっと知りたいことはどんなことですか?

というテーマで対話を行いました。

 人と自然のつながる社会をつくるために地域でつくっていきたいこと・やれること:
子どもたちに自然の大切さを伝える場づくり/徒歩圏のコミュニティづくり/つながりのわかるものを買う/いきもの調査/自然観察/町内ごとの発酵蔵を持つ/半農半X/大豆トラスト/アナログ共同作業の場づくり/地域を超えたテーマ連携や首長へのインプット

その上での課題:
地域の資源がいかされていない/行政と個人の信頼関係の構築/自然保護をビジネスとして成り立たせるしくみづくり/情報へのアクセス・情報共有/地域内の温度差(新規・旧住民間/世代間)/情報プラットフォーム・ヒント集の作成/課題を俯瞰・整理し世代間をつなぐ第三者的人材をもつこと

やりたいことの実現のための、具体的なアクション:
「学ぶ」「遊ぶ」「食」などをテーマにしたつながりづくり/学校やPTAへの働きかけ/コミュニティのロールモデルをつくれている人たち同士の交流/地域間交流の推進/横のつながりがうまれるシェアの場を持つ

白熱するトーク…。全体で共有したのちは、地産地消の美味しい「海苔だんだん弁当」で懇親会。この時期にしか食べられない、猿島産の早採りワカメのしゃぶしゃぶも。参加者の9割以上が参加とあって、賑やかな会となりました。

  • のりだんだん弁当
  • みんなで盆踊りを踊るシーンも。

「地域のことを考える人たちの集う場」ということで、会についてご案内の手紙を送ったところ、公務のため参加ができないという鎌倉市長からも、メッセージが届きました。

鎌倉市長からのメッセージ

ここから生まれたつながり、アイデアを、この先にどう活かしていくかが、これからの課題。暖かくなったら、皆で谷戸歩きを企画しようというアイデアも出ています。

このような人のつながりが、SDGsの達成や生物多様性保全の力になるよう、これからも流れを絶やさずにいきたいと思っています。

イベントのチラシ

日時: 2016年1月31日(日)午後13時-16時
場所: ヨコスカテラス
(横須賀市小川町19ビル3階京急横須賀中央駅徒歩7分)
内容: ・オープニング(SDGs –世界を変革する-)
・私たちの暮らす社会:今そして未来
(ミニプレゼンテーション&シェア)
・地域(地球)に生きる:ミニプレゼンテーション
地域のいま/活動するひとたちのいま
・ 全体シェア
つながることからみえたこと・ひろがる可能性
・2030年に向けて
ファシリテーター: 坂田昌子・今井麻希子
(国連生物多様性の10年市民ネットワーク)
江口健介
(NPO法人 横須賀創造空間)
主催: 国連生物多様性の10年市民ネットワーク(UNDB市民ネット)
協力: ヨコスカテラス、湘南鎌倉いきものカフェ、四国生物多様性ネットワーク

*本イベントは平成27年度地球環境基金の助成を受けています。

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e-mail: inq@jcnundb.org

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