EVENT FORUM
2013.06.09
「愛知ターゲットが導く、近未来社会への挑戦」と題して、生物多様性の日を機会に、今年も、日本の生物多様性の現状と課題、そしてこれからの姿を考えるシンポジウムを、都内にて開催しました。参加者数は、時間により増減がありましたがのべ40名ほど。
参加いただいた皆様ありがとうございました!
日時:5月26日(日)13:30-17:30
場所:東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB1
TKP東京駅丸の内会議室 カンファレンスルーム3
対象:国際条約(特に生物多様性条約)に関心のあるNGO/NPO、
環境問題解決に関心のある科学者・研究者・市民・学生、
生物多様性マネジメントを任されている自治体担当者
参加費:無料
主催:国連生物多様性の10年市民ネットワーク
—-プログラム———————–
13:30-13:35
◆本日のプログラム紹介/聞きどころ
国連生物多様性の10年市民ネットワーク 高山進代表
13:35-14:15
基調講演: 愛知ターゲットの少なからぬ意義―法規範化のインパクト
横浜国立大学大学院環境情報研究院 及川敬貴 准教授
(概要)
愛知ターゲットは一つの法規範である。これを法的拘束力という観点から見ると、その弱さが目につくかもしれない。たとえば、仮にターゲットが達成されなか ったとしても、それに対する法的な制裁措置の発動は予定されていない。しかし、 政策的な効用という別な観点から見ると、違った景観が現れる。一定の方向へ多数の主 体を向かわせる、既存の法制度を見直す基点となる、他の法制度とリンクしてパワーアップする等々。本報告では、法規範としての愛知ターゲットの「少なからぬ意義」 を確認する。 /※ 質疑
◆第1部: 現場から見えてくる課題
14:15-14:40
ホットスポットと生物多様性: 沖縄のサンゴ礁を守る~辺野古~
日本自然保護協会 保護プロジェクト 志村智子 部長
(愛知ターゲット10) /※ 質疑
14:40-15:05
復興と生物多様性:浦戸グリーン復興プロジェクト
一般社団法人e-front 簑原 茜 理事
(愛知ターゲット14) /※ 質疑
(休憩)
◆第2部 愛知ターゲットが導く、近未来社会への挑戦
15:20-15:35
愛知ターゲットを支える活動を集結する「にじゅうまるプロジェクト」の現状と今後の展開
国際自然保護連合日本委員会 道家 哲平 氏
(愛知ターゲット1) /※ 質疑
15:35-15:50
生物多様性保全を損ねる、インセンティブを変える
特定非営利活動法人 野生生物保全論研究会 鈴木希理恵 理事
(愛知ターゲット3) /※ 質疑
15:50-16:05
自然資本を測る:ホットスポット評価プロジェクト
一般社団法人CEPAジャパン 服部 徹 理事(資料)
(愛知ターゲット11,12,15) /※ 質疑
16:05-16:30
国際会議でのNGO連携活動(2012年UNDB市民ネットの活動より)
持続可能性: 国連持続可能な開発会議(リオ+20) : せいぶつ多様性ねっと 今井 麻希子
生物多様性: 生物多様性条約/名古屋議定書 : 大阪経済法科大学 武者小路公秀 アジア太平洋研究センター特任教授
◆第3部 総合討議
16:30-17:30
NGOネットワークへの期待と挑戦
(第1部、第2部講師、会場より)
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〒450-0001 名古屋市中村区那古野1丁目44-17 嶋田ビル203
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TEL: 090-9895-2055
e-mail: inq@jcnundb.org
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