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イベント・フォーラム

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【報告】年次総会&シンポジウム「南方熊楠と生物多様性―鎮守の森と粘菌ワールド―」

2017.08.31

特派員 藤田研二郎

[日時]2016年7月30日(日)年次総会:10:30~、シンポジウム:13:30~
[場所]日比谷図書館 コンベンションホール

 去る7月30日に、国連生物多様性の10年市民ネットワークの2017年度年次総会を行いました。また総会後には引き続き、南方熊楠に関するシンポジウムを開催しました。

■ 2017年度年次総会
 年次総会では、ネットワーク全体にかかわることとそれぞれの作業部会ごとに、昨年度の活動と今年度の計画について報告・議論しました。2017年度当ネットワークは、「農業とタネ」「IPLCs」「中部」「ホットスポット」「法制度」「グリーンインフラ」「海洋保全」「四国地域」という8つの作業部会の体制で活動していきます。当ネットワーク全体はもとより、この公式ホームページの更新を担当しているHP編集チームも新メンバー募集中です!

■ シンポジウム「南方熊楠と生物多様性―鎮守の森と粘菌ワールド―」
 また総会後には、南方熊楠に関するシンポジウムを開催しました。生物学や民俗学をはじめ幅広い学問に精通していたことで知られる南方は、今年生誕150周年にあたります。また現代の視点からみても、日本における自然保護運動のパイオニアであるとともに、今日の生物多様性に近い考え方をいち早く提起していたことから、非常に興味深い人物です。

 前半は当ネットワーク代表の坂田から、南方自身が取り組んだ神社合祀問題と粘菌の研究を中心に話題提供をしました。まず、南方が日本の自然保護運動のパイオニアといわれているのはなぜか。これには、明治期に行われた神社合祀をめぐる問題が関係しています。当時伊勢神宮を頂点に国家神道を創出する神道改革、また市町村の合併が進められる中で、従来自然村ごとにあった神社が統廃合され、鎮守の森が伐採されてしまうという問題が起こりました。これに対して、古くからの自然がそのまま残っている鎮守の森の保護を訴えたのが、南方です。南方は、新聞への投書をはじめ積極的な反対運動を展開し、中でも和歌山県神島ではその森が保安林に指定されるという重要な成果を残しました。

 また鎮守の森の保護と並行して、南方が取り組んだのが粘菌に関する研究です。アメーバ動物の一種とされる粘菌は、一生のうちに動物的な変形体から、植物的な子実体に変身するユニークな生物です。とくに南方が関心を寄せたのは、この動物でも植物でもない、むしろその両方の特徴をもったような二元論を超えた生命の循環のあり方です。その根底にある自然環境を関係主義的に捉える見方は、今日の生物多様性にも通じるところがあります。

 後半の質疑応答では、粘菌のにおいから、南方の時代の科学観と現代の科学観の違いといったテーマまで、盛んなディスカッションが行われました。南方生誕150年というまたとない機会に、環境運動の歴史や日本固有の自然環境の考え方、粘菌ワールドの魅力に思いをはせた時間でした。

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