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辺野古・大浦湾における米軍基地建設ボーリング調査の 即刻中止を求める声明

2014.09.30

                         

2014年9月30日

 2014年8月18日より着手された辺野古・大浦湾における米軍基地移設計画のための海底ボーリング調査に対し、わたしたちは大きな懸念を抱いている。海中のサンゴ礁に多数の杭を打ち込む行為をこのまま看過することはできない。
辺野古・大浦湾は、沖縄県環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」に指定されている。すでに沖縄の海は、赤土の流出、埋立て、護岸、サンゴの白化現象などにより多くの場所で生物多様性が奪われてしまった。しかし辺野古・大浦湾は、今もなお豊かな自然海岸を維持し、生物多様性が高いレベルで保たれている沖縄島でわずかに残された貴重な地域である。大浦湾の海底には「ハマサンゴの丘」、ユビエダハマサンゴの群集、「チリビシ」のアオサンゴ(絶滅危惧種)などかけがえのないサンゴ礁が存在する。そもそもサンゴ礁は生態系として非常に脆弱であり、環境の変化に弱い。米軍基地建設は、単なる変化どころではなく環境の激変を起こす。サンゴ礁の破壊は、サンゴのみの問題にとどまらず、ここを棲みかとする魚類、甲殻類、貝類、海草藻類など多様な種に対しても壊滅的なダメージをもたらす。また大浦湾の海底に広がる海草は、絶滅危惧種ジュゴンの餌場であり、最も重要な生息地の一つであることは、各所で指摘されているとおりである。米軍基地建設による巨大構築物の建設や埋立ては、湾内の潮流の変化、工事による土砂の流出、砂泥が巻き上げられることによるにごりの発生、堆積物、水質の変化など懸念材料には事欠かない。

 2014年10月、韓国ピョンチャンにて第12回生物多様性条約締約国間会議(COP12)が、開催され、COP10で議決された愛知目標の中間評価が大きなテーマとなる。愛知目標10は「2015年までに、気候変動または海洋酸性化により影響を受けるサンゴ礁その他の脆弱な生態系について、その生態系を悪化させる複合的な人為的圧力が最小化され、その健全性と機能が維持される」と明記されている。しかし、COP12の準備会合にあたる第18回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA18)では、目標10に関してサンゴ礁への人為的圧力増加という深刻な状況が報告された。現在進行中の米軍基地建設のためのボーリング調査は、世界の約束ごとである愛知目標をまったく無視した人為的圧力そのものと言う以外ない行為である。国際条約の軽視も甚だしいのではないか。しかも愛知目標は、名古屋で開催されたCOP10で日本政府が議長国として議決したものであることも忘れてはならない。

 日本近海は、世界で最も生物種が多い海である。生物多様性によってもたらされる自然の恵みに富んだ国土は、持続可能な社会を築くための未来に向けたファンドと言える。それを破壊することは、自らの首をしめる愚かな行為に他ならない。今すぐボーリング調査を中止し、サンゴ礁、生物多様性を保全し、愛知目標10の遵守と達成に向けた実践を行うことを日本政府および沖縄防衛局に求める。

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